馬の敗因の把握は不可欠!
競馬予想は、ほとんど的中しないので、
敗因分析が不可欠です。
しっかりと敗因分析をして次につなげましょう。
以下に敗因分析の要点をまとめました。
・馬の能力不足か、能力を十分に発揮できなかったのか?
・調教師は勝つつもりで出走させていたのか?
では、じっくりと、ごらんください。
能力不足か、能力を十分に発揮できなかったのか?
能力不足か、能力を十分に発揮できなかったのか?
能力不足とは、勝った馬(1着になった馬)や、連対馬(2着になった馬)などに比べ、
能力が劣っているので、負けてしまったという場合です。
レース展開がその馬に見合っていなかったとか、
進路妨害などの不利な条件を強いられたために、
負けてしまった場合は、馬の能力不足が問題ではありません。
たとえば、ゴール前200mですごい脚を使ってきた勝馬や連対馬がいたとすると、
一生懸命、走っていた、この馬は能力不足です。
調教師は、劣っている能力はどこかをみきわめて、
鍛えなおして、出走計画、ローテーションを見直すはずです。
能力を十分に発揮できなかった場合というのは、前述の通りの場合や他にも、
騎手がレース半ばでの位置取りや仕掛けのタイミングをまちがえた場合があります。
逃げ馬であるのに出遅れたり、
差し馬であるのに先行してしまったり、
これは、必ずしも、騎手のせいとは、いえませんが、騎手のせいの場合もあります。
人馬一体といいます。
騎手との呼吸というか、これが、まずかった場合もあります。
次のレースで、別の騎手が乗ると、いい成績を残す場合もあります。
競走中止、よくあります。
馬が突然走らなくなるのです。
馬も生き物ですから、突然、走る気をなくすことがあるのでしょうか?
原因が不明ですが、そういうときは、敗因分析しても、原因はつかめません。
ご自分の選んだ馬、追っかけている馬であれば、
長い目を持って、見守ってあげましょう。
整理すると、以下のようなポイントを分析してみてください。
・脚質とスタートが合っていなかったのでは?
・ペースがあわなかったのでは?
・騎手との一体感があったか?
・進路妨害があったか?
・物見をしていたか?
競馬予想は、ポイントを絞って敗因を見つけ出すことが、次のレースで勝つためには基礎です。
調教師は勝つつもりで出走させていたのか?
調教師は勝つつもりで出走させていたのか?
出走計画、ローテーションを考えると、
無理な出走ではなかったか?
前の記事「ローテーションとは?」にも記載したとおりですが、
3歳は、馬にとって?いえ、厩舎にとって、勝負の年です。
ほとんどの馬が三冠馬などにはなれません。
重賞に勝つことは、それほど、むつかしいのです。
3歳過ぎても、条件戦ばかり、走っている馬もいます。
能力不足はあきらかです。
人間にすれば、凡人でしょう。
一般人です。
3歳を過ぎると、能力がはっきりしてきますので、その馬の進路探しが始まります。
もちろん、例外もあります。
古馬になってから、活躍する馬もいます。
馬主さんは、そういう馬は、どんどん、出走させるはずです。
馬主にとってみれば、
勝てば、賞金を獲得できるのですから、
当たり前のことです。
古馬になると、成人ですから、能力や気質も安定してきます。
敗因分析もしっかり出来ます。
競馬予想には、3歳前の忙しい時期の出走か、古馬戦か、
ずいぶん変わってくることを意識することが基礎です。
穴馬決定理論2016年版
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