馬券を選ぶ基準は、欲望と資金のトレードオフ
競馬予想して馬券を組み立てるとき、
馬券を買う人の欲望と資金のトレードオフによって、買い方が異なります。
競馬予想したら馬券の組み立て方の基本があります。
無駄な買い目をできるだけ減らし、
回収率重視か、
一攫千金かにより買い方が異なります。
以下のとおり、まとめました。
○欲望別式別選択法
○混戦の場合
○ボックス買い
○ヒモにセンスあり?
○無駄買い防止策
では、じっくりと、ごらんください。
欲望別式別選択法
欲望別式別選択法
欲望とは、大別すると、
一攫千金をねらうか、
回収率を重視するか、
あるいは、その中間のどこかかの違いです。
式別とは、
単勝、複勝、ワイド
枠連
馬単、馬連
3連単、3連複
のことです。
欲望と式別を組み合わせた結果、馬券の買い目が決まります。
競馬予想しただけでは、買い目は決まりません。
競馬予想した馬番号が、全て買い目に含まれていたとしても、
買い方によっては、的中になりません。
競馬予想と馬券を買うことの違いをしっかり分けて考えてください。
馬番号が決まってから悩むとは、どういうことか?
欲望が左右するのです。
人間誰しも、一攫千金が望みです。
しかし、それゆえ、モトがとれないかもしれない。
一攫千金は捨て、
少しでも、モトがとれなければ不愉快です。
かといって、軍資金、つまり、お金は、そんなに大金ではない。
的中することによる快感と、
少しのお金が少しだけ増えればいいのだが...
ま、そのくらいの気持ちでおやりになる分には、冷静さを欠くことはないでしょうが、
1日中馬券を買って負けがこんでくると、つまり、負け続けると、
カッカッカッカとアタマに来るのです。
審議になって、確定するまでの間に、
「クソッ!」といって、当たり馬券を捨てたり、破ったりしてしまいます。
もう、なんだか、待てないのです。
私もそれで、万馬券を破ってしまいました。
たしか、25600円の的中だったと思います。
それから、しばらく、競馬がいやになって、止めました。
おっと、脱線しましたが、
欲望別式別選択法とは何をいいたいのか、以下に、ざっと、記載します。
馬券の組み立て方のねらいは、
・回収率重視
・一攫千金
のどちらかです。
これにより、式別の選択が変わってきます。
以下、的中率の高い順、資金がなくなる可能性の低い順に書きます。
○複勝
資金がなくなるのは、とにかく、いやだと言う人には、
一番資金がなくなる可能性の少ない、複勝がおすすめです。
複勝は、買った馬が3着以内に入れば的中ですので、
的中する確率は高いのです。
○単勝
一番わかりやすくて、一番人気なら、的中する確率は高いのが、単勝です。
的中する確率は複勝には及びません。
ただ、生まれてからずっと、追っかけている馬がいれば、
または、予想に絶対の自信があるなら、やっぱり単勝でしょう。
また、初心者には一番わかりやすいのが、単勝です。
レース中もその馬だけを追っかけていればいいのです。
これが後々大事な技術になります。
○ワイドや枠連
単勝以上に払戻金が欲しい場合、的中率はさがりますが、
ワイドや枠連です。
ワイドは、2頭に投票しますが、3着以内に両方入れば、的中です。
投票した馬が、1着2着か、1着3着か、2着3着のいずれかになれば的中になるのです。
着順は関係ありません。
枠連は、
出走する馬が9頭以上の場合で、1枠から8枠に分けて、馬番号ではなく、
投票した枠番で1着と2着になれば的中です。
着順は関係ありません。
○3連複
さらに欲出すなら、3連複
これは投票した3頭が、すべて、3着以内に入った場合、的中です。
着順は関係ありません。
○3連単
そして、もう資金がなくなってもいい、負けてもいい、自分は夢をみたい!
というなら、3連単でしょう。
これは投票した3頭が、すべて、3着以内に投票した着順どおりに入った場合、的中です。
至難の式別になりますが、今までの最高額は、1950万7010円です。
○おまけのWIN5
さらにギャンブラーと自負する人は、2011年4月から発売のWIN5にチャレンジしています。
WIN5は、指定された5レースの1着馬を的中させる投票法です。
インターネットでしか投票できませんが、的中すると、最高で2億円まで支払われます。
ご自分の資金と欲望のトレードオフをしっかりご検討の上、
的中されんことを祈ります。
混戦の場合
混戦の場合
勝負したいレースが混戦の場合、どうするか?
混戦とは、どういう状態か?
馬の実力が互角、つまり、同じくらい勝つ可能性がある馬が、
6頭以上というか、出走する予定になっている場合です。
当然、オッズで見ると、おそらく、オッズが割れている状態です。
オッズが割れているとは、勝つ可能性のある馬それぞれに、投票数が割れていると言う状態です。
たとえば、オッズ10倍以下に6頭とか、いる場合です。
一番人気の馬のオッズも、2倍以上で3.0などとなっている場合は、
本当にどれが来るのか、つまり、1着になるのか、わかりません。
さて、どうするか?
やっぱり、止める、勝負しない!
ということも資金を大切にするという意味では重要な判断です。
しかし、考えてみると、高配当、つまり、高い払戻金をGETするチャンスでもあります。
重賞など、そういうケースがままあります。
こういうときは、単勝10倍以上などの馬の1点勝負という手もあります。
勝負のしどころです。
7月8日の七夕賞は、東日本大震災後、初めて福島競馬場で開催されました。
結果1着は、アスカクリチャン14番人気でした。
これは買えない人がほとんどだったことでしょうが、
オッズは、5番人気まで、割れていました。
1番人気が、4.3〜5番人気が7.9でした。
この日は、プロキオンSも荒れました。
結果1着は、トシキャンディ12番人気でした。
これも買えない馬だったことでしょう。
オッズは、5番人気まで、割れていました。
1番人気が、2.4〜5番人気が9.7でした。
トシキャンディは単勝オッズが激変する境目にいました。
11番人気が70.8
12番人気のトシキャンディは119.2
経験的に言うと、意外と、この当たりの馬は、不思議とくさいのです。
単勝1点買いのねらいめの一つです。
もちろん、勝てない、つまり、1着に来ない可能性の方が高いのですが、
100円程度なら、損してもいいからとねらう人もいます。
重賞など、レースのグレードが高いレースの方が期待できます。
条件戦などは、あまり、期待できません。
それは、馬の能力差があまりない、重賞と、
能力差の大きい、条件戦の違いです。
新馬戦とか、未勝利戦とか、
これは、また、勝負の仕方が違います。
勝負するときの一つのポイントです。
ボックス買い
ボックス買いとは?
競馬予想で、何頭か、馬を決めます。
普通は、5頭くらいです。
馬連のボックス買いとは、
選んだ何頭かの内の、2頭が1着2着(着順は関係ありません)になると的中になります。
たとえば、アカ、シロ、クロの3頭の馬の馬連のボックス買いの場合、
買い目は、アカ−シロ、アカ−クロ、シロ−クロの3点の馬券を買うことになります。
1点100円なら、300円、
1点1万円なら、3万円の資金が必要になります。
4頭の場合は、6点、
5頭の場合は、10点になりますが、簡単な宿題です。
馬の組み合わせがどうなるかを考えてみてください。
馬単になりますと、着順が関係しますので、
たとえば、アカ、シロの馬を選んだ場合、
1着アカ−2着シロ
1着シロ−2着アカ
で、それぞれ1点になります。
3頭の馬を選んだ場合は、6点、
4頭なら、12点、
5頭なら、20点
になります。
5頭3連複ボックス買いで10点、
5頭3連単ボックス買いなら、60点になります。
5頭の場合、
1番人気から5番人気を選ぶ手もありますが、
経験的に言うと、その内、1〜2頭は3着以内に来ない可能性が高いのです。
競馬予想もせずに決めようとするのは、難しいのです。
しっかりした競馬予想の根拠があれば、問題なくクリアできるはずです。
後は、勝負できるかどうかは、度胸の問題です。
これは、競馬予想とは関係ありません。
ヒモにセンスあり?
ヒモにセンスあり?
ヒモとは、連勝式の馬券を購入するとき、軸馬を本命とした場合、
その相手となる馬のことです。
初心者のころ、ヒモといわれると、何を言っているのかわかりませんでした。
なんだか、あらためて、聞くのもおっくうでした。
ヒモを広げるとか、
ヒモが抜けたとか、
何をいっているんだろうって、思っていました。
ヒモを広げるというのは、相手の馬を、多くすることを意味します。
ヒモが抜けたというのは、その馬だけ買っていなかったことを意味します。
専門用語の飛び交う場所があります。
そこへ行けば、言葉は、手っ取り早く、習得できます。
今は、インターネットがあるので、そんなところへ行くこともありません。
流しという買い方があります。
馬連など連勝式の場合、軸馬を決めて、相手の馬を選ぶことです。
たとえば、馬連の場合、
シロが本命馬としますと、
クロ、アカ、ミドリ、アオと4頭の馬に流すことになります。
この4頭の馬のことをヒモといいます。
本命馬の人気が高くても、
ヒモ馬の人気が薄いと、的中した場合は、
高配当、つまり、高額の払戻金が期待されます。
ヒモ馬は、競馬予想では、対象として上がって来ないのですし、
人気もないのです。
しかし、馬券を組み立てるとき、
ヒモ馬は、意外に有効な場合があります。
つまり、連対(2着になったり)、3着になったりすることがあります。
これは、競馬予想とは、まったく、関係ありませんが、
有効な馬券の組み立て方の一つです。
無駄買い防止策
無駄買い防止策
5頭3連単ボックス買いは、60点にもなります。
その内、これは、無駄!
という買い目がいくつかあるはずです。
それをはずす手段があります。
それをフォーメーションといいます。
たとえば、
シロ、クロ、アカ、ミドリ、アオの5頭の場合、
1着になる確率がもっとも高いと思われる馬を、シロかクロの2点とします。
3連単のフォーメーションを組むと、
2点(1着)×残り4点(2着)×残り3点(3着)で、24点になります。
これで、36点の無駄な買い目を減らしたことになります。
残った36点は別の買い方をすることができます。
だから、1着になる馬がどれか、これは、単勝の買い目と同じになりますが、
これが、競馬の腕を磨くことになります。
無駄買い防止策
実は、それは、フォーメーションのことでした。
穴馬決定理論2016年版
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