馬7人3というけれど... 

馬7人3というけれど...

競馬予想には、馬7人3というけれど... 
騎手や厩舎が勝負する気があるのか、これを読むことも基礎です。

 

馬7人3というのは、馬の実力が7割、騎手の腕が3割という意味です。
レースを決める要素としては、馬の実力が重要ということです。

 

では、騎手は何をするのか?

 

馬の限界を超えて、走れ、走れ、とやってしまうと、
馬はつぶれて、ダメになってしまいます。

 

馬の能力を最大限に引き出せるかどうか、
これが騎手の腕です。

 

それは、どんな環境においても、引き出せるか、どうかと言う意味で、
並大抵のことではありません。

 

騎手の腕のみきわめかたのポイントを以下の通りまとめました。

 

・折り合いと仕掛けのタイミング
・リーディングをみると?

 

では、じっくりと、ごらんください。

 

 

 

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折り合いと仕掛けのタイミング

折り合いと仕掛けのタイミングの上手な騎手と、そうでない騎手がいます。

 

馬7人3というけれど、上手な騎手は、
馬5人5くらいではないか、という気がします。

 

馬は生き物ですし、
どうやら、利口な馬は、人の気持ちなど、わかるようです。

 

落馬したときなど、
自分の脚が折れているのに、
3本脚で、騎手にすりよって、心配そうにしているときがあるなど、
よく耳にします。

 

シゲルスダチが、後藤騎手が落馬したときの様子は、
なんだか、心配そうにしていました。

 

馬って、やさしいんですね。

 

だから、なおのこと、騎手がしっかり、馬の実力・能力を引き出してあげなければなりません。

 

一方で、馬にも、その能力には限界があります。
無理をさせてはいけません。

 

馬の能力を推し量りながら、無理もさせないで、
怠けさせないで、最大限、能力を引き出していく騎手が上手な騎手といえるでしょう。

 

もちろん、騎手自身のせいで、いい成績をあげられないこともあります。

 

あの有名な武豊騎手、かれも、失敗といえるような乗り方をしています。
たとえば、上がり3ハロン32秒ながら、着外になってしまったことがありました。

 

馬の位置取りが悪かったのは、騎手のせいです。
これは失敗した騎乗例です。

 

馬が気分よく走れるように折り合いをつけることができるか?
これは騎手の騎乗技術をみる上での一つのポイントです。

 

単純に結果だけみていたのでは、これは、分かりません。
レース後に、レースの動画を見たり、騎手のコメントを聞いたりすることです。

 

もう一つ、重要な騎乗技術があります。
レースの流れにうまくのって、先頭に踊り出て、1着でゴールする技術です。

 

スタート直後から、馬をどの位置につけるか、位置の取り合いが始まります。

 

逃げ馬は、先頭を取りますが、複数逃げ馬がいると、
先頭の取り合いになり、最初からハイペースで走るため、
ゴール前になると、脚が動かなくなる可能性があります。

 

それを考えると、馬が逃げ切れるかどうか、その能力次第です。
騎手は、それを考え、まだ、おさえておくのか、行かせるのか、決めなければなりません。

 

それより、馬がいきたがって、おさえようがないときは、
騎手としても、どうにもなりません。

 

折り合いとしかけるタイミング、
例外なく、
上手な騎手は、これをマスターしています。

 

競馬予想では、上手な騎手をみきわめること、これが不可欠な要素になります。

 

 

 


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リーディングをみると?

リーディングをみると?

 

上手な騎手というのは、まちがいなく、リーディング上位にいます。
リーディングというのは、騎手のランキングです。

 

折り合いをつける技術、
仕掛けのタイミングをとる技術、
この二つの技術に習熟し、精通しています。

 

レース展開にも戦略的に取り組んでいます。

 

だから、リーディング上位にいるわけです。

 

ただ、毎レース、すべて1着というわけにはいきません。
野球と違って、1割程度の勝率です。

 

リーディング上位にランキングされている騎手については、
騎乗技術に関して、不安はありません。

 

経験のある騎手で、過去、リーディング上位にランキングされていた騎手、
かれらについても、同様です。

 

馬の脚質が逃げであれ、先行であれ、差しであれ、問題なく、乗りこなしてきます。

 

騎手にも得意不得意があり、
このレースの相手は、得意を出せる相手かどうか、レース毎に作戦を立てます。

 

たとえば、
逃げの得意な騎手の場合、他に逃げ馬がいないとき、
スタートから先頭に立つ可能性があります。

 

また、成績を見ると、
重賞などでの勝ちが多い騎手は、重賞のとき、人気がなくても、一発をねらってくるかもしれません。
もちろん、馬の能力、他の馬との比較によりますが...

 

競馬場、コースによっても、得意不得意が、騎手にあります。

 

中山と東京で左右の回り方も違いますし、
小回りの必要な中山、直線の長いコース幅の広い東京、など
騎手の得意不得意が成績に現れます。

 

出馬表を見て、上に述べたようなことを想定すること、
これが、競馬予想には、不可欠な要素です。

 

 

 


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